HOME > 築32年 個人宅 面戸漆喰工事

渡辺瓦工業
築32年 個人宅 面戸漆喰工事

2023/06/07

漆喰がはがれているのに気づき、工事依頼

屋根の面と面が山折りに接する部分を「棟(むね)」と言います。「大棟(おおむね)」、「隅棟(すみむね)」、「下り棟(くだりむね)」などの種類があります。

この「棟」は、屋根材を固定し、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を持っています。

屋根の漆喰は、この棟と瓦の間の隙間(面戸:めんど)を埋めて固定し、棟瓦の下にある葺き土を雨風から守る役割を果たします。

今回のご依頼は、この漆喰がはがれているので、修復したいとのご依頼でした。

漆喰の耐用年数は20年ほど

瓦の耐用年数は50年以上と言われますが、漆喰に関しては20年程度で劣化症状が現れてきます。

定期的なメンテナンスが必要ですが、見落とされがちな部分になります。

ゆくゆくは雨漏れの原因に

この漆喰の剥がれですが、放置しておくとやがて雨漏れの原因になりかねません。

棟は、屋根の接合面を覆っていますので、この部分に不具合があると水の侵入を許してしまうということは想像に難くないでしょう。

異変に気が付いたら雨漏りしてしまう前に対処しましょう。

漆喰を全て剥がして塗り直し

今回の施工内容は、すべての漆喰を剥がして、塗りなおしました。

工期は4日間。施工箇所は全62メートルで金額は25万円です。

※金額は状況により変わりますので参考程度にお考え下さい

施工後の写真はコチラです↓