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修理をしたのにすぐ雨漏れ
2023/12/01
修理をしたその年の梅雨に雨漏れ
他の修理業者が行った修理(費用約20万円)にもかかわらず梅雨の際に雨漏りが発生したお客様の家の修理を請け負いました。
その修理業者は訪問販売で契約を取り付けたものの、施工後に問題が発生しました。
勝手瓦のずれ、技術不足が雨漏れの原因
写真を見ていただければわかりますが、貫板と勝手瓦の間に大きな隙間があると思います。この隙間を開けないように瓦をカットするのも瓦職人の仕事です。
施工内容
私たちの施工では、以下の作業を行いました。
- 葺き土の変更: 使用されていた葺き土を、南蛮漆喰に置き換えました。これは、より耐久性があり、雨水の侵入を防ぐための措置です。
- 勝手瓦の修正: 雨漏りの主な原因は、勝手瓦の積み方に問題があり、隙間が多く発生していたこと、さらに上の瓦が下の瓦よりも外側に出ている状態でした。これらの問題を解決するために、勝手瓦を切り調整し、隙間を埋めました。
- 瓦の調整: 以前の修理で、標準と異なるサイズの瓦が一部使用されており、その結果瓦が適切に収まらず浮いてしまっていました。私たちはこれを修正するために、瓦を適切なサイズに切り、調整して取り付け直しました。
これらの対策により、お客様の家の雨漏り問題を根本から解決しました。
施工料金はおよそ20万円です。