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施工実績 葺き替え 雨漏り

太宰府市 個人宅 瓦の葺き替え

お客様からのご依頼

太宰府市にお住まいのお客様から、大雨による雨漏りと、瓦が雨樋に落ちてきているという問題で、当社にご相談いただきました。お客様の安心と安全を第一に考え、早急に現場調査を実施しました。

問題点の特定

現場調査を行った結果、瓦の割れやずれが発生しており、また、下地材の損傷と、瓦の不安定さが明らかになりました。特にずれのひどい箇所では雨樋に落下する事態が発生していました。

施工提案と内容

この問題に対処するため、当社は下地材の交換と瓦の葺き替えを提案しました。お客様からの承諾を得た後、以下の施工を行いました。

  • 下地材の交換:雨水の侵入を防ぐため、損傷した下地材とルーフィングを全面的に交換しました。
  • 瓦の葺き替え:瓦を安定させ、さらなる雨漏りを防ぐために、瓦の葺き替えを行いました。

施工面積と費用

施工面積は32坪で、工事費用は約120万円でした。お客様の財産を守り、長期的な安心を提供するために、コストパフォーマンスに優れた解決策を選択しました。

施工結果とお客様の声

施工後、お客様からは「雨漏りが完全に止まり、瓦の問題も解決された。安心して生活できるようになった」という大変嬉しいフィードバックをいただきました。

渡辺瓦工業のコミットメント

渡辺瓦工業では、お客様の大切な住まいを守るために、質の高い材料を使用し、熟練の技術で施工を行っています。今回の太宰府市の個人宅での施工実績も、当社の技術力とお客様への深い配慮を示すものです。

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施工実績 棟(むね) 雨漏り

隅木の腐食による雨漏り

ご依頼の背景

お客様からのご連絡を受け、雨漏りの問題に直面していることがわかりました。当社は早急に現場へと向かい、詳細な調査を行いました。

調査と原因の特定

徹底的な調査を通じて、雨漏りの原因が隅木の腐食にあることを特定しました。隅木は屋根の構造において重要な役割を果たしており、その腐食は雨漏りの直接的な原因となっていました。

施工内容

  • 隅木の入れ替え:腐食した隅木を取り除き、新しい隅木に交換しました。これにより、雨漏りの問題を根本から解決することができました。

施工期間と費用

この工事は2日間で完了し、費用は合計で15万円でした。効率的に作業を進めることで、お客様の時間と費用の負担を最小限に抑えました。

当社の約束

当社では、お客様からの信頼を最優先に考え、品質の高いサービスを提供することを約束します。雨漏りのような緊急の問題にも、迅速かつ適切に対応し、お客様の安心と満足を得られるよう努めています。

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施工実績 葺き替え 雨漏り

大刀洗町 瓦葺き替え工事

お客様からのご依頼

当社は、長年お世話になっているお客様から、倉庫の瓦がずれているとの連絡を受けました。迅速に現場を確認するため訪問し、詳細な調査を行いました。

問題の発見と対応策

調査の結果、瓦のずれだけでなく、複数箇所で雨漏りが発生していることが判明しました。この問題に対処するため、瓦の葺き替えを実施することを決定。さらに、損傷が見られた下地板も部分的に交換することにしました。

施工内容の詳細

  • 葺き替え作業:全体の瓦を丁寧に葺き替え、雨漏りの原因となっていた瓦のずれを修正しました。
  • 下地板の交換:検査の結果、損傷が確認された下地板のみを選択的に交換し、構造の安定性を高めました。
  • 施工面積:約32坪の広さに及ぶこの作業は、お客様の負担を最小限に抑えつつ、最大限の効果を目指しました。

施工の費用・日程

総額98万円、施工日数は4日間というスケジュールで、効率よく作業を完了しました。この迅速かつ的確な対応により、お客様の倉庫は再び安全かつ機能的な状態に戻りました。

高品質なサービスを心がけています

渡辺瓦工業では、このような施工実績を通じて、お客様の信頼に応える高品質なサービスの提供を心がけています。どのような小さな問題も見逃さず、お客様の大切な資産を守るために、最適な解決策を提案いたします。

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瓦のこと 瓦の価値

瓦屋根の選択: 長期的コストパフォーマンスを解析

屋根材として瓦を選択することは、初期投資は高いものの、長期的な視点でコストパフォーマンスに優れていると評価されることが多いです。この評価の背景には、瓦の持つ複数の利点が寄与しています。この記事では屋根材として瓦を選択することの経済的な利点をご紹介します。

瓦屋根の耐久性と経済性

まず、瓦の耐久性が挙げられます。適切に施工された瓦屋根は、50年以上の長寿命を持ち、その間、大きなメンテナンスや交換の必要がほとんど発生しません。これに対し、他の屋根材料は、20年から30年程度での交換が必要になることが一般的です。長期にわたって考えると、瓦屋根の方が交換コストが低く抑えられることになります。

自然災害への強さと保険料の節約

次に、瓦は自然災害に強いという特性があります。特に、耐火性や耐風性に優れているため、火災や台風などの災害から家を守る効果が期待できます。これにより、災害による修理費用や保険料の節約につながる場合があります。

断熱性能とエネルギーコストの削減

また、瓦は断熱性が高いため、夏は室内を涼しく、冬は温かく保つ効果があります。これにより、冷暖房費の節約に貢献し、快適な居住環境を提供します。

美観と不動産価値の向上

さらに、瓦屋根はその伝統的かつ高級感のある美しさで、不動産の価値を高めることができます。特に、歴史的な建築物や高級住宅では、瓦屋根がその魅力を一層引き立てる要素となっています。

長期的視点でのコスト効率性

これらのメリットを考慮すると、瓦屋根は高い初期投資を要するものの、その耐久性、省エネ効果、美観、災害時の安全性を通じて、長期的には非常にコストパフォーマンスが高い選択肢であると言えます。特に、長く住む家や、後世に残す建物には、瓦屋根が最適な選択となるでしょう。

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業者選び 瓦のこと

屋根を瓦葺きにするメリットとデメリット

屋根を瓦葺きにすることには、いくつかのメリットとデメリットがあります。以下にそれぞれを挙げてみましょう。

メリット

  1. 耐久性: 瓦は非常に耐久性が高い材料で、適切に設置されていれば50年以上持つことも珍しくありません。特に、近年は技術力の向上により、建て替えまで葺き替えの必要がない場合も多々あります。また、天候の影響を受けにくく、風雨や直射日光による劣化が少ないです。
  2. 美観: 瓦屋根は伝統的でありながらも高級感があり、美しい外観を演出します。色や形状のバリエーションも豊富で、建物のスタイルに合わせて選ぶことができます。
  3. 環境に優しい: 瓦は天然素材で作られているため、環境に優しくリサイクルも可能です。また、断熱性が高いため、冷暖房の効率を上げることができます。
  4. 防音効果: 瓦は音を吸収しやすい性質があるため、外部の騒音を減らす効果があります。

デメリット

  1. 重量: 瓦は非常に重く、屋根構造に大きな負荷をかけます。そのため、建物が瓦の重さを支えられる構造でなければならず、場合によっては補強が必要になることもあります。
  2. 設置コスト: 瓦葺きの屋根は、材料の価格が高く、設置にも専門の技術が必要です。そのため、初期費用が他の屋根材料に比べて高くなりがちです。
  3. メンテナンス: 瓦は耐久性が高い一方で、割れやズレが発生すると雨漏りの原因になります。定期的な点検やメンテナンスが必要になり、場合によっては修理や交換が必要です。
  4. 修理の難易度: 瓦屋根の修理や交換は専門的な技術を要するため、作業が複雑であり修理費用が高くなることがあります。

瓦葺きの屋根を選択する場合は、これらのメリットとデメリットを考慮した上で、建物の構造や予算、地域の気候条件などと照らし合わせて判断することが重要です。

設置コストは高いが長期的に見れば経済的!?

長期的なコストパフォーマンスを考えた場合、屋根を瓦葺きにする選択は多くの利点があります。瓦屋根の最大の魅力の一つは、その耐久性です。適切に施工された瓦屋根は50年以上の長寿命を持ち、場合によっては100年を超えることもあります。この長期間にわたる耐久性は、頻繁な交換や修理が必要な他の屋根材料と比較して、長い目で見ると経済的です。

世代を超えて美しい屋根を維持できます

屋根を瓦にすることは、初期コストは高いものの、長期にわたって見ればその耐久性、低メンテナンス性、そして環境への優しさを考えると、高いコストパフォーマンスを提供する選択と言えるでしょう。総合的に見れば、瓦屋根は経済的にも環境的にも、そして美観においても優れた選択肢です。

定期的なメンテナンスを行い、必要に応じて部分的な修理をすれば、瓦屋根は世代を超えて美しい景観を維持することができます。

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施工実績 棟(むね) 漆喰(しっくい) 雨漏り

修理をしたのにすぐ雨漏れ

修理をしたその年の梅雨に雨漏れ

他の修理業者が行った修理(費用約20万円)にもかかわらず梅雨の際に雨漏りが発生したお客様の家の修理を請け負いました。

その修理業者は訪問販売で契約を取り付けたものの、施工後に問題が発生しました。

勝手瓦のずれ、技術不足が雨漏れの原因

写真を見ていただければわかりますが、貫板と勝手瓦の間に大きな隙間があると思います。この隙間を開けないように瓦をカットするのも瓦職人の仕事です。

施工内容

私たちの施工では、以下の作業を行いました。

  1. 葺き土の変更: 使用されていた葺き土を、南蛮漆喰に置き換えました。これは、より耐久性があり、雨水の侵入を防ぐための措置です。
  2. 勝手瓦の修正: 雨漏りの主な原因は、勝手瓦の積み方に問題があり、隙間が多く発生していたこと、さらに上の瓦が下の瓦よりも外側に出ている状態でした。これらの問題を解決するために、勝手瓦を切り調整し、隙間を埋めました。
  3. 瓦の調整: 以前の修理で、標準と異なるサイズの瓦が一部使用されており、その結果瓦が適切に収まらず浮いてしまっていました。私たちはこれを修正するために、瓦を適切なサイズに切り、調整して取り付け直しました。

これらの対策により、お客様の家の雨漏り問題を根本から解決しました。

施工料金はおよそ20万円です。

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古民家 施工実績 棟(むね) 漆喰(しっくい) 葺き替え

八女市白壁の町並み瓦葺き替え工事・復元工事 棟・青海波

古い建物が並ぶ八女福島白壁の町並み

八女市の白壁の町並みは江戸後期から明治初期くらいに建てられた伝統的な建物が並んでいます。

渡辺瓦工業では、20年ほど前からこの白壁の町並みの瓦工事を依頼していただいています。

約20年ほどの間に、30件ほどの工事に携わってきました。

青海波と呼ばれる棟

屋根の面と面が山折りにぶつかる部分を棟(むね)といいますが、屋根の一番高いところにある棟を特に大棟(おおむね)と呼びます。

この大棟は屋根の中でも一番目立つ部分ですので、日本各地でさまざまな装飾が施されています。

このように、装飾を施された棟を「組棟(くみむね)」と呼び、「菊丸瓦」、「松皮菱」、「青海波」、「輪違」などの種類があります。

今回依頼された八女市の白壁の町並みでは、このうちの「青海波(せいかいは)」が多く使われています。

青海波にも種類がある

青海波は通常、半楕円形が積み重なり波のように見える文様です。

八女市で用いられる青海波は、上向きの半楕円形と下向きの半楕円形を重ねた形をしています。

おなじ青海波でも地域によって違いがあります。

完成した棟がこちらです↑

古民家の再生もお任せください

岐阜での修業時代から伝統的な瓦の施工に多く携わってきましたので、技術力には自信があります。

古民家再生などの実績もありますので、ぜひ瓦のことは渡辺瓦工業にご依頼ください。

↓今回の施工風景です

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施工実績 雨漏り

雨漏れ 銅谷板金の経年劣化

DIYで何とかしてきたが、限界を感じた

「今まで自分で何とか瓦の修理をしてきたが、雨漏れがなかなか治らない。プロに頼んだ方がよさそうだ。」という連絡を受け、現地調査を実施しました。

銅谷板金に穴

雨漏りの原因は谷板金の経年劣化によるものでした。谷板金は「谷樋」とも呼ばれる雨水の通り道で、劣化によって穴が開いてしまうケースがよく見られます。

こちらの記事で詳しくご紹介しています→「雨漏りの原因、屋根板金の破損」

ステンレス谷に交換

谷板金をステンレス製のものに交換しました。

工期:1日
工事金額:約7万円

※見積もりは屋根の形状などにより変化します。また、瓦の値段も変動する可能性があります。あくまでも目安としてお考え下さい。